こんにちは、管理人です。
時代とともにクリーニング機械は進化している。が、どうしても人の手にはかなわないところが必ずある。
9月2日放送のNHK「プロフェショナル 仕事の流儀」は染み抜き担当の私にとって心に響くものがあった。
クリーニング作業のなかでも、依頼される『染み抜き』は様々な要因・複合したシミが多く、なかなか洗いだけでは落ちることは少ない。溶剤や化学の力を使いシミを取るが、生地の負担を考えないとダメージを与えてしまう。
シミを見つめて最適な方法を考える時間が必要である。実際シミと向き合う前は私自身も「怖さ」が常にあり、一点物・思い出の品に手を入れるのは勇気がいる。
『怖さと向き合ってこそ職人』
研鑽を重ね、衣類をベストの状態にし、喜んで頂きたい気持ちは同じである。お客様のため、当店の存在価値のためこれからももっと精進しなくてはならない。
ありがとうございました。